ラッセ・ハルストレム監督
初めて島を訪れた時、主人公のクオイルが住んでいた「崖の上に建つ家」がないか探してみましたが、映画の為に建てられた家だったそうで、見つけることはできませんでした。監督が島をヘリでくまなく周り、イメージにあう場所を探し出したそうです。ストーリーでは犯罪を犯したクオイルの先祖が村から追いやられ、何もない崖っぷちまで家を運ばれてしまうという設定。吹雪の中、村人たちの長い列が家をロープで引っ張っているシーンが印象的でした。 雪の上や海から家を運んで引越しするというのは実際にあったそうで、ある宿で、海の上を小さなボートが大きな家を運ぶ写真を見せてもらいました。