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20年前北海道の道東をキャンプしながら周っていた頃の気持ちを思い出させてくれた島、ニューファンドランド。北海道の1.5倍の大きさで、さらにダイナミックな自然が広がります。日本語のニューファンドランド島の情報が少ないので勝手に紹介しています。

About

We  Love Newf'n'land

「Newfoundland」は「ニューファラン」と発音するとよく通じるので
親しみを込めてブログのタイトルも「Newf'n'land」にしました。

日本から遥か遠い東の果ての島に興味を持ったのは、何と言っても
ラッセ・ハルストレム監督の映画『シッピング・ニュース』を見て
からです。ニューヨークで無気力に暮らす主人公のクオイルが、
両親の自殺、妻の浮気そして事故死を乗り越え、先祖が暮らした島
ニューファンドランドで初めて自分と向き合い、自分の人生の舵を
取るところまでのお話です。都会では自分の心を抑え流れに逆らわ

なければ、なんとかやって行けますが、ニューファンドランドの
荒々しい大自然の前では、自分ををごまかして生きていくことなど
できません。そんな厳しさを島の風景に感じました。

映画のオープニングに流れるクリストファー・ヤングの曲も、島の

風景や風の音、匂いまでも伝わってくるような臨場感がありました。
ケルト系の音楽に、太古から響いてくるようなドラムのリズム、

かつてアイルランドやイギリスから船でやって来て、厳しい自然の中で
生活していた人々の歴史までもが表現されていような気がしました